へいせい義塾館高等学院のブログ

中卒以上ならだれでも入学可能!少しのきっかけで不登校になってしまったり、学校へ行くのが嫌になったり、社会人になってから高卒資格がほしくなったり。。。という生徒募集中★

こどもの自立の為に親ができることは? 有効な支援方法など

 親はだれしも、子どものやる気を引き出そうとします。しかしそれ以前に、実は親が子どものやる気を奪ってしまっている場合もあります。それはいったいどんなところに問題があるのでしょう。

 

親の「普通」を求めると子どものやる気が奪われてしまう?


親は子どもを心配して、子どもの将来を考えれば、良い学校や良い大学に行って欲しい、安定した仕事について欲しいと考える方が多い傾向にあります。


特に親自身が社会的に成功した仕事などに就いていた場合は、自分の子どもにもこれくらいできていて当然だという思いから、『医者になりなさい』『官僚になりなさい』といった要求をしてしまうこともあります。


親としては決して無理なことを言っているつもりもないし、良かれと思って言っている場合がほとんどですが、子どもからしたらそれを大きなプレッシャーとして感じてしまいます。

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例えば子どもが不登校になったという親も、自分の子どもは普通に学校に行って友達と遊んで進学して、という姿を当然のように想像していたでしょう。

 

だから、不登校になったことにショックを受けることは当然でしょう。でもそこで、とにかく学校に戻ることを要求しても、子どもはさらにプレッシャーを感じ、やる気も失っていきます。


子ども自身も、自分が『普通』じゃなくなったことにショックを受けているのです。

 

ただ、不登校になると、子どもが1日中家にいることになるので、親もすごく気になるでしょう。まだ寝ているとか、勉強していないとか、ゲームばっかりしているとか。
でも、一挙手一投足を見られていると、子どもも監視されているように感じ、動きにくくなります。何かやる気を出せば、親がまた期待してくると思うと、それをプレッシャーに感じるので、動き出せないという場合もあります。

 

子育ての最終目的地はどこだ?


子育ての最終目的地ってどこだろう? と考えてみると、学歴や仕事の内容ではなく、子どもが自立することという結論にたどりつくのではないでしょうか。


親と子どもが生きる時代には、30年以上の差があるのだから、親の良いと思う人生を子どもに押し付けても、それが本当に子どもの時代で仕事になるかは分かりません。


社会は今、すごい勢いで変化しています。ネットで実名を使うこと、スマホが出てきたことなど、10年前には想像もできなかったようなことが今では常識になっています。

そう考えると、30年後には家でゲームばっかりしている人の方が、仕事を得られるようになる可能性も否定できないのではないでしょうか。

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ゲームに限ったことでなくても、例えば料理が好きな子がいたら、それを極めれば仕事になります。

親が『すべき』と思うこと以外にも、子どもの興味が向くことを『くだらない』と思わずに伸ばしてあげることも必要かもしれません。料理が趣味で終わっても、趣味も人生を豊かに過ごすためには必要なものです。

 

自分のために行動できる親が自立できる子どもを育てる


子育ては、反応もすぐに得られやすいし、子どもが自分を見てくれるから親としてはとても嬉しいものです。

でも、それを続けていると親が子どもに依存してしまうこともあります。どこかで、それを断ち切る必要があります。

 断ち切るためには、どのようなことをしたらいいのでしょう?

それは、子どもが思春期を迎えたら、親は子どものプライバシーを尊重することです。日記やスマホを見たり、子どもが嫌がっているのに部屋を勝手に掃除したりするのは止めた方がいいでしょう。

思春期は自立のためにとても重要な過程です。未熟な部分があっても、思春期になったら『親と子』というよりも、お互いが1人の人間として尊重し合う関係を意識した方が円滑なコミュニケーションが図れるでしょう。

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そのためにも、親自身が子どもに意識が向きすぎないように、視野を広げるのが良いのではないでしょうか。自分の目標や気晴らし、趣味や仕事を見つけ、そちらにエネルギーを注ぐも良いでしょう。


本・テレビ・ネットなどから情報収集をしたり、カウンセリングを受けたりなど、何かに祈ったり思い悩んだりするだけではなく、実際に新しい選択肢に触れて、自分の目で確かめることはとてもよい経験になるでしょう。

 

注意しなければならないのは、お仕事や家庭の事情で、子どもにかまってあげる時間が少なかったと思われるご家庭では、子どもがそもそも目標の立て方を知らなかったり、親に自分を見て欲しいと思っている可能性もあります。

見守るだけというよりも一緒に物事を進めていくスタンスが大切です。

つまり、これまでの親子の関係や、子どもの状態と向き合っていくことで、はじめて取るべき方法が明確になってくるのです。

 

 

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